Starving in Canada:a Host Family Reality (true story)

この2〜3年、急に多くなって来たSOSです。
パンデミックが終わり、経済も停滞し、ホスト予備軍は経済的に困窮している家庭が大部分を占めるようになりました。

日本から来る高校留学生の量も質も随分変化し、長期で卒業目当てにやって来る高校生の数が激減しました。円安も大きな影響を与えていると思います。
そこで、カナダの学区とエージェント。
これはビジネスが成り立たない!と、日本の高校が生徒集めに使う「カナダ研修6ヶ月」やらのプログラムに必死で群がるようになりました。

日本から来る高校生は、カナダのたった半年の体験がAO入試に役に立つとか立たないとか。遊び半分でカナダにやって来る数が増えました。
その「遊び半分」カナダの学区やホストに見事に見抜かれており、日本人高校生への扱いの雑なことこの上ありません。
どうせ、勉強しに来るんじゃないんだから適当に扱っておけばいいということでしょう。

ホスト不足も深刻でした。
どどっと学校単位で3〜6ヶ月やって来るわけです。
しかも、学校からは「ひとり一件のホスト」などと、非現実的な要望が来ます。

そこで、困ったエージェントや学区が「誰でもいいからホスト〜〜〜!」とまるで野良猫や野良犬の引取先を探すような間隔で、「誰でもいいから、ホストやって下さい。」と、本当に、マジで「誰でもいいからホスト」を使うようになりました。

自分たちが食べて行くのが精いっぱいの移民家庭が、毎月のステイ費用を目当てに短期研修の生徒の受け入れをするようになりました。

「カナダのホストと楽しいひと時を」な〜んて夢物語を聞かされてカナダにやって来た短期研修高校生のカナダ体験の中には「餓死寸前」などという想像すら出来ないような酷いものが増えて来たわけです。

ここで紹介するのは、日本の高校からの6ヶ月研修であてがわれたホストの家で、かろうじてありついた信じられない少ない量の食事です。
量だけでなく、質も、これがお金を取って(月1400ドルとか普通です)出す食事かと目を疑うようなものです。

結構な数の同様のSOSを受けました。
その中から、BC州のデルタ学区に短期研修に来ていた高校生が経験した内容を紹介します。他にも、オンタリオ州とBC州からのSOSがありました。

親も必死に日本の学校に交渉しましたが、全く本気になろうともしない。
この短期研修を斡旋した日本のエージェントも「それくらい許してあげてよ。」と冗談にしてしまう。

学区に訴え出ることを躊躇していた親からの相談を受けました。
その背中を押したのが私です。
うまく学区のボスに話を持ちかける方法をアドバイスし、直接メールも相当効果的なものを書きました。

そのメールに反応した学区留学プログラムのボスが、ビデオ画面から直接交渉する機会を提案して来ました。
相棒のRobertと私もその面談に出席しようとしたのですが、何と気の小さい学区が「第3者の介入は困る。」とか何とかで断られました。
(弁護士だと勘違いしたみたいです。私たちにとってはとても都合のいい勘違いでしたけど。かなりのプレッシャーになったと思います。)
結局、ご両親が頑張って出席。見事に留学プログラムのボスを納得させました。

細かく細かく作った毎日の食事のレポートが動かぬ証拠でした。
とにかく誰にも何も否定出来ないような、日々の食事レポートをまず作ること、という私からのアドバイスがばっちり功を奏したようです。

これがそのレポートです。

なお、このホストは留学生とは食事を決して共にせず、留学生の分はキッチンのテーブルに上に置かれていました。
それを取ってひとりで食べるのですが、その内容に寒気さえおぼえました。

(ホストはインド系)

余りにも酷い食事と、それに対するホストの態度に愕然とします。
また、何度申し出たにもかかわらず、「まぁ、そのくらい我慢しよう。」と親身にならなかったエージェントと日本の高校にも、呆れてしまいます。

この細かいレポートにはさすがに動転した学区。
ホストチェンジをすると言いましたが、結局実現したのはそれからしばらく経ってから。
その間もずっとこの生徒は、こんな食事(いや、これは食事とは言えないですね)に甘んじていました。
こんな扱いをするホストは明らかに契約違反です。

見てみぬふりをした学区も同罪です。
自分の生徒を助ける気もない日本の高校は何と冷たいところでしょう。
こんな経験をしている方がいましたら、ご連絡下さい。

一日たりとも我慢する必要はありませんよ。
今すぐご連絡下さい。

カナダクラブの大澤眞知子まで。
こちらからすぐに返信致します。

日本からやって来る高校生のみなさん、送り出す親のみなさん。
おかしいことはおかしいと主張していいんですよ。

黙って我慢しないように。
カナダに舐められていると思います。

大澤眞知子
Robert McMillan
カナダクラブ