カナダの留学状況には、思っていたより大きな変化が起こっています。
それによって被害を被った日本人の方、将来への予定が狂ってしまった日本人の方も多いのではと心配しています。
カナダの大手Mediaの記事から
One of Canada’s largest private English language schools ceases operations, files for bankruptcy
カナダ最大の私立英語学校が破綻し、破産申請を行いました。
カナダ留学を考えたことのある方なら、ILACという名前をお聞きになったことがある方も多いと思います。
そのILACの破産申請です。
パンデミックあたりから、カナダの留学事情が想像を超える規模で変わって行きました。
その頃、自力では経営を続けることが出来なくなった私立の語学学校が、吸収合併のような再編を行い、大手が小さな語学学校や吸収し、エージェントも囲い込むという減少が起こって来ました。
その中でILACが中身がよくなるでも何でもない吸収合併を行い、規模のみが巨大化していったと思われます。
私も一度バンクーバー校を訪問したことがありますが受付の対応を見ただけでも「なんじゃこれ?」というレベルであったのを覚えています。
カウンセラーなる女性にたくさんの質問をしましたが、まるで小学生と話しているような錯覚を覚えたのも「なんじゃこれ?」でした。
そのILACが大きな地響きを立てて倒れたカナダの語学学校事情。
記事によると、この3年間「カナダ政府の大規模な規則変更に伴う金銭面での困難」に直面していたとか。
ILACの発表によると、「あらゆる手を尽くして来ましたが、これ以上財政面から経営を支えることが不可能となりました。」だそうです。
ILACはバンクーバーとトロントで語学学校を経営しており、今回の破産により一体どれだけの留学生が影響を受けたかはまだ明らかではないとか。
ほとんどの日本のエージェントのホームページには、語学学校の宣伝のところにILACの名前が出ていますので、「いかにエージェントなるものがインチキか」をそのまま宣伝しているのと同じですね。
そんなエージェントは絶対使わないこと、ですよ。

2024年のカナダ政府が行ったいわゆる「留学」に対する大刷新のレベルは、カナダの本気度があふれかえるようにものでした。
まずは、学生ビザ発行数に制限を設け、押し寄せて来る留学生の住まいの問題、インフラの問題、そして授業料に見合う正当なサービスを提供していない学校への攻撃を始めました。
その結果、カナダ移民局 Immigration, Refugees and Citizenship Canada の発表によると、政府が動く前と比べると、カナダに来る留学生の数はなんと3分の1に減少したそうです。
また、今年、学生ビザを得てカナダに来る留学生数は、カナダ政府が目標にする数字さえもはるかに下回るほどになりました。
2026年の最初の6ヶ月ではたった22,405名しかカナダに入ってなく、その数字は今年の目標人数を155,000も下回っています。よく目をこらして見ると、ものすごい変化ですね。
そのため、オンタリオ州のカレッジの多くはプログラム提供を停止したり、スタッフをレイオフしたりが続いているんだとか。
カナダの留学事情の急変は、私立カレッジのみならず、正式な州立大学、高校留学にも大きな影響をもたらしました。
政府政策の大変化に加え、ため息が出るほどの円安により、留学費用の負担が非常に大きくなってしまったことも無視出来ない要因です。
ILACなどに支払う学費は、数カ月からまぁ長くて1年ですので、円安の影響はそれほど劇的ではないと思いますが、大学や高校への正式留学となると、年間費用が100万単位で上がって来ます。
それに耐えられる家計から留学できる日本人学生の減少も大きいでしょうね。
カナダ政府はこのように大ナタをふるいました。
カナダの国の経済にも大きなマイナス影響がある大ナタをどん!と。
勇気のある決断であったと思います。
一番の目的は、「カナダ留学により、世界から優秀な学生がほしい。」ということ。
せっかくカナダに留学しても、質の低い、嘘の塊の学校に、夢物語の勧誘をされてやって来る状況では、何のために国を開いているのかわからなくなります。
私が公開している「カナダ高校留学の実態」にも細かい事実を延々と綴っていますが、「留学」というものが単に高額なお金を払うだけのものに変わってしまっていました。
それに従い、入学基準があってないようなものとなり、特に高校留学にやって来る日本人高校生の能力の低さには「日本人として国の評価を下げてしまっている」とさえ思えるほどでした。
私立語学学校退治を第一目的としたカナダ政府の動きは、もちろん、高校留学の受け入れ学区も震え上がらせたと思います。
「通知表に2があろうが、カナダに来てマリファナをやろうが、質は問題ない。授業料さえ払えば。」という呆れ返る方針のもと、地元の教育予算の穴埋めとして節操もなく入れ続けて来たカナダの「高校留学プログラム」。
これも大きく動いていますね、この秋から。
正式な数字の発表を待ちたいです。
そんな中で、朗報は、カナダの留学が以前のように質の高いものに戻るということです。
世界レベルの大学を要するカナダの教育を求めて日本からやって来るには、相当高い学力が必要です。この点は全く変わっていないのですが、インチキ私立語学学校がカナダ大学のイメージを損なっていたと思います。
カナダの大学進学
AIの席巻により、4年後が一体どうなっているのかさっぱり見当のつかない今、確実な専門分野を学ぶためにはかなり有望です。
さぁ、本気で準備を始めましょうか。
カナダ大学でついていけるための準備を日本で。
カナダクラブの門を叩いてみて下さい。
高校留学生の質も変わって来たようですね。
非常にいいこと。
本気でカナダの高校レベルに対応出来る日本人高校生からの相談もお待ちしています。
あなたの高校留学を何倍も意味のあるものにするヘルプをカナダクラブから。

カナダクラブにいらっしゃい!
大澤眞知子
Robert McMillan

