12/2 カナダ留学情報ー肉が買えないカナダ人

年末にさしかかり、「え?カナダってこんな所だったんですか?」という社会の危機を感じます。
インフレ・Housing Crisisを筆頭に、日々の食べ物にも事欠く多くのカナダ人の苦悩が見えます。
『持てる者・持たざる者』との差が膨大に開いてしまったカナダ。

留学するかしないかも、そこが大きな問題点となります。
高校留学はますます非現実的な事となりました。
もともとのホスト予備軍であった「毎月のステイ代が必要な人たち」は、今は自分たちの住まいと食べ物で留学生どころではなくなってます。
大学留学も、毎年恐ろしく上がり続ける留学生の学費、寮に入りきれず住まいを失う学生(結局6人が1Bedroomをシェアしぎゅうぎゅう暮らす)、生活費が高すぎてFood Bankに頼る(留学生は資格なしという場所が増えています)。
さぁ、日本の親のスネがどこまで持つか、ですね。

そんな年末のニュースを集めました。
留学中の子供さんの混乱ぶりも「なるほどぉ」と、見えると思います

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  1. 余りにも高い食料品の値段にあえぎ、肉を食べなくなったカナダ人 (CBC)

本当に高いです。
スーパーに行くたびに、ため息が出るほどです。

ある日、スーパーストアの冷凍食品ケースの前で佇んでいたおじいちゃん。
冷凍Dinnerを手に取って悲しそうに見つめていました。
側に行くと、誰に話しかけるわけでもなくぼそっと「高いねぇ。高いねぇ。」
結局、カゴには入れずに去って行きました、よろよろと。

肉の購買量が減っているそうです。
カナダの47%の人たちが今後も肉の購買を控えるとか。
タンパク質を補う変わりは豆?だそうです。

新しい名前も出来たとか”Lessetarian”
完全なVegetarianではないけど、肉は安いのをちょこっとだけ、後は豆。
実は生野菜など、ほとんど買っている人を見かけません。
高すぎて、お腹の足しにもならないので他に貴重なお金を回しているようです。

昨日、ある村の郵便局での会話。
みすぼらしい洋服を来たおばさん。
「2週間もクラフトディナー食べる?クラフトディナーにも、ミルクとバターがいるしね。ひどいね、今。」
(*クラフトディナーとは、箱に入ったマカロニ・チーズにミルクとバターをかけてレンジでチンする食べ物。安いのでカナダ人が多用しています。私は、これは。。。パスです。)

これからのホームステイDinnerの定番かも。

2.イスラエル・ハマス戦争がカナダ社会に与える大きな影響 (CBC)

留学中のみなさんは、Social Studiesなどの授業でたくさん話が出ていると思います。カナダはこの戦争を無視出来ないからです。
移民国家のカナダには、ユダヤ系移民、パレスチナ系移民がたくさん住んでおり、その人達の家族はまだ戦争中のガザ地区にも、イスラエルにも多く残っています。

高校にも大学にも両方の移民・留学生も多く、お互いを避難しあい、暴力に発展することも多いです。
日本の暗記教育で中東の歴史など何〜にも知らずに、ノコノコカナダにやって来た留学生は「は?何々?」と、社会科のクラスで全く孤立状態。
恥ずかしいですよ、日本人として。

カナダの大きな書店チェーンIndigoが、赤や青のペンキで落書きだらけにされた件で首謀者たちが逮捕され、それに抗議するデモが続いています。
Indigoの創業者がユダヤ人であり、イスラエル支援の寄付をしているとの抗議です。
街で出会っても、大学や高校で顔を合わせても、ユダヤ・パレスチナの争いが見えるカナダです。
そのまま暴力事件になることも多々ありますので、日本人はまず彼らの歴史を理解した上で立ち入らないこと。

3.カナダの高校ではIslamaphobia対策が必要 (CBC)

2番のように、ユダヤ・パレスチナ問題がカナダ社会に暗雲をもたらしている今
高校の教室では、Islamaphobia(イスラム教嫌い)が目立つようになり、それにどう対応するかの対策が必要となっています。

さぁ、日本からの高校留学生のみなさん。
イスラムについて知っていますか?
ユダヤの歴史を知っていますか?
ユダヤ・パレスチナ問題の歴史を知っていますか?
知らない? じゃぁ、今高校で起こっていることにも全く無頓着でしょうね。

高校留学とは、単に国を変えて勉強するということでないことが、そろそろわかりましたか?
カナダに来るなら、カナダの社会、カナダのGrade9までが常識として知っている知識なしでは、大きな穴に落ちることになります。

4.張り詰めた糸のようなカナダ社会 (CBC)

カナダの大人たち、政治家たちにも、大きな緊張とストレスが走っている年末です。
カナダは2カ国語が公用語なのはご存知ですよね。
特に、政治家はみな英語とフランス語のバイリンガルであることが求められています。
首相のTrudeauも他の政治家も、演説や質疑応答は2カ国語を使用します。

そんな中、アルバータ州南の端にあるLethbridge市の議員が、政府大臣に質問したところフランス語でしか答えてくれなかった!と文句を言いました。政治家はどちらの言語も理解する必要があり、どちらの言語を使うかは政治家の自由であるにも関わらず。

今まで聞いたこともなかった文句です。
他の政治家からも、避難轟轟の中、当のLethbridge議員は書面で謝罪しました。
みんなピリピリしてますね。

でも、カナダならでは興味深い1件だと思います。
日本の政治家も日本語と英語のバイリンガルを資格として課してみたらどうでしょう?
例えば国会議員だけでも。何人残るかな?

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留学の意味を本当に知っているなら、カナダにいらっしゃい!