10/8 カナダ高校留学Case Study(1)

10月に入り、カナダに高校留学したものの話が違う!と困惑している留学生が増えて来ています。
カナダ留学フェアでカナダ学区の担当者にこう言われたのに。。。
エージェントは簡単に卒業出来ると言ったのに。。。
ホストに我慢できない。。。。
ホストを変えたいと言ったら「帰国させる」と脅された。。。

30年以上も高校留学を裏から見ていると、実に酷い話が盛りだくさんです。
そのほとんどは、泣き寝入り。
不思議なことに日本の親はほとんど無言。
エージェントにさえ文句も言わない。
カナダの学区に対しては、存在さえない状態。

そこで苦しむのが日本から来た高校生です。
「カナダ高校留学の実態」eBook 公開後(2020年公開)パンデミックを経た高校留学の低落ぶりは目を覆うばかりです。
その中から一般公開では書けないCase Studyを順を追ってご紹介していきます。

高校留学を考えている方への警鐘となれば幸いです。

Case Study K君

日本の教育制度は合わないと、カナダ留学を決意。
(日本の制度が合わない、じゃぁ、なぜカナダが合うと思ったのか。このH君はカナダの高校制度のことは何も知らなかった。)

エージェント数件訪ね、自分が求めていたカナダ像を肯定しているエージェントに決めた。
(カナダでの卒業は2〜3年で可能。自由でフレンドリーな学校で日本にはない高校生活を。これがエージェントの語ったカナダ高校留学)
高校卒業には高い能力が必要と厳しい説明をしたエージェントは排除した。そんなわけない、と。
YouTubeなどでも「簡単で楽しいと言っている」と。

留学する前に、エージェントが主催する予備学習に参加。費用はなんと80万ほど。
これに参加しないと、高校の勉強についていけないと言われた。
この時すでに、このエージェントがカナダに送ろうとしていた他の高校生とのグループが出来た。
(これが後になり、大きくH君の足を引っ張ることになる。)

日本の中学卒業後、上のグループと共にカナダに出発。
着いた先は、バンクーバーアイランドにあるComox Valley.
かなりの片田舎にもかかわらず、日本人がゾロゾロいた。
着いたのが3月終わりにも関わらず、9月からの新学年の授業料・ホームステイ費をすぐに収めるようエージェントに言われた。

留学後6週間で自主退学を学校から勧められた。
理由は、ホストファミリーからの苦情だと。
ホスト宅で下着で歩き回り、態度が悪いことを学校に報告され、そこからエージェントに連絡が言った。
(*学区のホームステイ担当者が送ってきたという苦情レターを読んだが、論理的な欠陥が多く、単に文化の違い、H君の幼さが、カナダ側に悪意を持って受け取られたと感じた。)

同じエージェントに送られ同じ高校にいた他の日本人たちの間で、H君についての悪口が出回っていた。
もともと問題があった、女の子につきまとう、SNSの会話でも女の子にセックスの話をする、など。
(*噂の出処は実はエージェント。何とかその生徒の非を問う形で、エージェントと学校との関係悪化を防ぐ処置をする策であったと推定される。噂が広まったことについては、その中のひとりから話を聞いたところ、「最初の噂はエージェントからまわって来たと。)。

親は日本の弁護士をたて、学校と争う姿勢を見せたが、H君は心が折れ、帰国。
強制帰国になる前に自主退学するようエージェントがプレッシャーをかけた。
H君帰国後、親が日本のエージェントにすでに払込済みの来学年費用(250万ほど)の返金を要求。
最初はだんまりを決め込んでいたエージェントは、数ヶ月後返金に応じた。

その後も母親は、カナダの学校も訴えたいと言っていたが、父親の反対でこの件はあっけなく終わりとなってしまった。
当のエージェントは、現在も全く同じ手法で高校留学生予備軍を騙し続けている。

H君は、帰る高校のないまま、通信制高校に入学すると聞いた。
相当すてばちになっており、周りの誰も信じられなくなり家にこもっていると聞いたのが最後。

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私自身は数ヶ月ほど、無償奉仕としてサポートしました。
あまりにも酷いケースでしたので。

ここまで留学生が追い詰められると、もとに戻ることはまず不可能です。
本人も頑なになり、カナダ側にも「悪い留学生」という認識が出来上がってしまいます。
本来自分が送った留学生を守るはずのエージェントが、実はリベート契約をしているカナダ側受入れ学区のいいなりであるという、醜い現実があからさまになった実例だと思います。
エージェントはあなたの子供を守るのが仕事ではなく、自分の儲けを確保するのが仕事であることを忘れないように。

高校留学したい!じゃ、エージェントに行かなくちゃ!がいかに危険かを物語っているCaseだったと今でも気分が悪くなります。

Watch Out!

カナダには大学からいらっしゃい!