Be Bilingual
[日本で育つ子供へのバイリンガル教育- カナダよりオンラインで]
Be Bilingual (日本の子供へのバイリンガル教育)正式開講致します。
下記コラム並びにPodCastなどでも述べたように、日本で行われている中途半端な英語教育に業を煮やしての開講です。
[日本の子供へのバイリンガル教育、間違ってますよ]
[カナダクラブからのBilingual Education(日本で育つ子供に)]
[Bilingual Education for 日本で育つ子供]
そして、長年日本の子どもたちに英語思考法クリティカルシンキングを指導して来た歴史の締めくくりとして、科学的に裏付けされた方法でのバイリンガル教育を実施することにしました。
私がこれまで学んだ Linguistis psychology, Biopsychology, Developmental psychology, Neuroscience などの知識を基に、最新のBilingual研究にヒントを得た新しい教育法です。
2024年春以降Trialを行い、日本語で育つ脳が英語の考え方に向けて動き出すにはどのようなInputが必要で、子ども自身からどのようなOutputを引き出すリードが必要かの明確な答えが見えてきました。
もちろん、個人差の大きな脳の発達ですのですべての子供に当てはまる方法などはありません。Prototypeを試しつつ個々の特性に合わせた変更を加えながらの指導となります。Dynamic Assesment(Real timeで生徒の進歩を確認しながらカリキュラムに変更を加えていく方法)との併用で行う指導です。そのため指導出来る人数には限りがありますので、数名のみ受け入れ予定です。
“Be Bilingual”(ここからは簡単にBilingualと呼びます)参加ご希望の方への詳細:
- 開始時期は個人で随時
- Group lessonではありませんので個人スケジュールで進めます。
- Google Doc, Google Chat, Google MeetのためGoogleアカウントを用意して下さい。(親の名前でもOKです。)
レッスンスケジュール枠はカナダクラブと同様。
日本時間土曜日または日曜日午前8時〜10時半(週により都合の良い方だけでもOK。また毎回必ず2時間半参加する必要はありません。個人の都合でスケジュールして下さい。)
主にはGoogle Docを使用してのレッスンです。Weekdayに提出すれば様々なアドバイスを返しますので前に進むことが可能です。このWeekdayの練習により、週末の直接顔を見てのレッスンが相当効果的に進みます。
受講料は¥124,000(16週間)
- 申込はUX English/Contactより
- 申込メッセージには下記を記入して下さい。
- なぜこのレッスンに興味を持ったか
- 子供さんの年齢・学校・生来得意なこと
- これまでの英語学習歴(ゼロでも問題ありません)
- 親の氏名/住所
- 親の現在のお仕事(差付かえない範囲で)
Bilingual 参加条件:
- 年齢10歳〜(個人差がありますので目安です)
- これまでの英語歴は問いません
- 日本で小学校に通っていること
Bilingual に使用するTranslanguaging理論
1.日本で育つ子供の脳の言語部位に、新たに英語領域のNeural networkを作る
日本で育つ子供の脳の言語部位には日本語領域だけが存在します。その日本語領域、新しく育てる英語領域とを強固にネットワークするのが最終目的です。
英語領域のないまま無理やり英語を一貫性もなくInputしても脳に準備は出来ていないため、結局従来の日本語言語領域で処理してしまいます。また、困ったことに、大切な発達途上にある日本語言語領域にも、理解不全の英語Inputが割り込むことで混乱が起こり、大切な母国語である日本語を学ぶ能力を損なってしまいます。
2.脳の日本語領域(language area)と脳の考える部分(cognitive area)との間を太く・強く結ぶ訓練を行う。
日本語と英語との間を自由に行き来出来るようにすること、これがBilingualの定義でもあります。新しく作る英語領域で、英語の思考法を訓練し、同じテーマを扱っても日本語と英語とではアプローチ法が全く異なることを子どもの脳に徐々に理解させて行きます。これを繰り返すことで、英語領域が確固としたものとなり、どんどん範囲を広げて行きます。
そして、その英語領域と、従来からある日本語言語領域とを徐々に自由に行き来出来るようになって行きます。
3.2番のために必須なのが、日本語言語領域をアカデミックに高めること
新たな英語領域を脳に作るために必須なのが、母国語である日本語領域が確立していること、です。幼少期から英語でのむやみなOutputが多すぎて、あるいは幼稚園や小学校で中途半端な英語教育を行ってしまうことで、肝心の母国語での教育が十分行われていない場合、日本語領域の存在すらぼやけたものとなります。輪郭も中身も完全でない日本語領域からは、新たな英語領域を作ることは不可能に近いです。
母国語言語領域からの知的アウトプット能力こそが、Bilingual Educatioには必須というのがTranslanguaging理論です。
4.日本語言語領域をアカデミックに高める訓練 (STEP#1)
5.4番で行ったOutput内容と同じテーマを使い、カナダの観察を行う。6.年齢に応じた日本のStoryを理解しそこからOutput。7.本人の理解力に応じた英語のStoryを理解し、6番のStoryとの相違点を分析しながらOutput。
8.Review
日本での自分の周りや、日本語のStoryが伝えようとしていることと、英語での仮想空間、英語でのStoryが伝えようとしていることを比較対照するProject.
大きく異なる点を見つけ分析し、それを日本語・英語両言語を用いてOutput.
*内容は非常に簡単なものになりますが、この段階ですでに次のレベルに進める脳の英語領域が生まれようとしています。
ここまでがBilingualのカリキュラムです。
参加者の反応、Outputレベルを科学的に分析し、このプロセスへの課題、またこの先の進め方を個人に合わせて提供することになります。
また、脳の反応には個人差が非常に大きいため、子供ひとりひとりがどのようなGift(8つのMultipleintelligenceのうちの何を持って生まれて来たのか)を持つかにより、効果は大きく異なります。
そこへの対応も、このBilingualで注意深く進める予定です。
Biligualismの大きな土台は、高い母国語の能力。
特にOutput能力が高いことが必須です。
母国語での高いアカデミック能力なしでは、外国語のアカデミック能力は育ちません。
これが最新の科学からの答えです。
日本語能力も頑張って高めている子供さんの参加をお待ちしています。
お申し込み・お問い合わせはUX English(Contact)より
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